本プロジェクトは、安徽合肥に位置する漢方薬工場における超微粉体の正圧空気輸送システム導入事例です。従来、同工場ではバッチ式の手作業による粉体移送が行われており、作業環境の粉塵飛散や材料ロスの発生が課題となっていました。これらの問題を解決するため、ハイド・フェンティは専用設計の密閉式正圧空気搬送システムを提案・導入しました。

漢方薬の微粉末(粒度100μm以下)を原料とする工程では、微細粒子が空気中に浮遊しやすく、作業者の健康被害や周辺設備の汚染を引き起こすリスクがあります。また、従来のスクリューコンベヤでは粉体の凝集や閉塞が発生し、安定した供給が困難でした。さらに、粉体の飛散によるロスが製品歩留まりを低下させ、コスト増大の要因となっていました。

ハイド・フェンティは、正圧空気搬送方式を採用し、粉砕後の超微粉末を密閉配管内で圧縮空気により目的地まで搬送するシステムを設計しました。搬送経路には曲率半径の大きいベンドと特殊内面処理を施した配管を使用し、粉体の付着や閉塞を防止。フィルターとサイクロンを組み合わせた分離装置により、排気中の微粒子を99.5%以上回収し、無塵環境を実現しました。制御盤では搬送圧力と流量をリアルタイム監視し、安定供給を自動調整します。

本システムの導入により、粉塵飛散がほぼゼロとなり、作業環境の安全衛生が大幅に向上。材料ロスは従来比で約85%低減し、製品歩留まりが改善されました。また、メンテナンス頻度が低下し、年間運用コストの削減につながっています。現在、工場では24時間連続運転を実現し、生産効率が向上しました。
服务热线
微信咨询
回到顶部